フライパンの表面温度が水滴で分かる?!

フライパンの表面温度が水滴で分かる?!

香ばしい焼き色がついた料理は、見た目にも食欲をそそりますよね。
味よし、見栄えよしの料理は、調理時のフライパンの表面温度で決まります。
調理用の温度計があれば便利ですが、持っていなくても水滴でおおよその温度が分かります。
今回は、水滴を使った温度の見極め方についてご紹介しましょう。

 

フライパンで調理する際の最適な温度は、料理ごとに違ってきます。
卵焼きは150℃、ハンバーグや餃子は180℃、炒め物には200℃、炒飯には250℃の温度が一般的です。

 

予熱したフライパンに水滴を落として、水滴の状態から温度を見極めましょう。
フライパンの素材によって、落とした水滴の状態も変わります。

 

フッ素樹脂加工の場合は、150℃の時に水滴の中に細かい気泡ができます。
180℃では水滴の中に大きな気泡ができ、200℃ですぐに沸き立ちフライパンの表面を滑り始め、250℃で蒸発することなくそのままの形で転がります。

 

それに対し鉄の場合は、150℃で沸き立ち、180℃で玉になった直後に蒸発します。
200℃になると瞬時に小さな粒になって飛び散り、250℃で蒸発することなくそのままの形で転がるようになります。

 

調理前の温度を制するものは料理も制しそうですね。
是非参考にしてみてください。